陶工房こもん堂 　店主

【自覚光子】  ジカクミツコ

●大分県の自然たっぷりの田舎のお寺に産まれ育つ

幼い頃から裁縫や工作や絵を描く事が大好き。田舎でお店も情報も少なく、無駄遣いダメ！となかなか欲しいものも買ってもらえず、「ないモノはつくる！」をモットーに常に「何かつくる！」事で頭がいっぱい。また、沢山の自然に囲まれ、探検や基地づくり、木登りや虫取り、境内を走り回ったり、インドアもアウトドアも全力集中な幼少期を過ごす。

音楽も大好きで、ピアノを習うもソルフェージュが嫌いすぎて1年で断念🥲歌う・聴くが大好きなのは、父の読経の影響かもしれない。

●九州産業大学芸術学部・デザイン科・プロダクトコース卒業

恩師に恵まれ、卒業制作は電気・ガス窯でいかに薪窯焼成に近づけるかを研究。作品はコース最優秀賞を受賞。いくつかのデザイン事務所の面接を受けるも、作陶の思いを諦められず、切々と両親に手紙を書き有田窯業大学校の受験を懇願。

●有田窯業大学校（現、佐賀大学芸術デザイン学部）ロクロ科・下絵付け科・上絵付け科卒業

朝から夕方、時には夜まで、最初の1週間はひたすら土練り、その後数ヶ月はのべさげ（土ゴロシ）、その後ひたすらロクロをひく日々。ロクロ科1年だけと親に約束したにも関わらず、有田焼の影響を受け絵付の勉強がしたくなりあと半年、、、あと半年、、、と懇願。ひたすらに絵を描く日々。

親は社会に出たくない病と思っていたかもしれない、、、💦

本当に感謝‼︎

とにかく社会人になって稼がなければ！と、   とりあえずの気持ちで……

●卒業後福岡の陶芸教室に就職し店長を務めた後、、、約5年で教室閉鎖( ；∀；)

講師の仕事に楽しさも覚え……この仕事を続けたい！　と

●2006独立【陶工房こもん堂】開業～現在　

陶芸家・陶芸教室講師として活動

昔は自分の作品を極めて行きたいと言う作家希望でしたが、陶芸教室で多くの方に出会う中で、生徒さんやお客様の欲しいもの（つくりたい物）を考える（つくり方・商品）お客様の要求に応える事にも楽しさを感じました。現在は［自分の技術でできる事］を考えながら作家として・講師として、学んだことを忘れず更に学びながら陶芸やお客様と向き合い、陶芸の奥深さを楽しみたいと思います。

⚫︎2019 博多人形師育成塾（博多人形商工業協同組合・福岡市主催）に入塾。

偶然見かけた公募を見て、せっかく博多に住んでいるので博多の伝統工芸を学んでみたく、同じく陶土からできる、陶芸と博多人形の違いを学びたい。と興味を持つ中で気になる人形師さんを見つける。

入塾には迷っていたけれど、まさかの！私の代の先生がその方だと言うことで即決で志願書を提出。

1年目の作品は最優秀賞を頂き，2年目は優秀賞を頂く。現在も松尾吉将先生に師事して、博多人形勉強中。今年、西部伝統工芸展に入選し、2023．5／31〜福岡三越にて展示される。

初心者から上級者まで、手びねり・電動ロクロ・絵付け、器から人形までしっかり学んだ技術で幅広いご希望にお応えします。

無いものはつくる！　一緒に考えながら作陶しましょう♪